ある夜、TVを見ていたらとある療養病棟の病院を特集していました。
その病院は病院と言っていいのかと思うくらいの明るい雰囲気があり、患者さんの笑顔が眩しいくらいで、経営者の徹底した理念でそれが作り出されているようでした。
療養病棟というと、祖母のことを思い出します。
預けた病院を悪く云うつもりはないのですが、やはり特集されていた病院と祖母を預けた病院の差は歴然で、転院後の祖母はほとんど笑顔を見せる事なく逝ってしまいました。
祖母を送ってまもなく1年。
療養病棟に移る必要が出てきた時、私なりに頑張って転院先を探したつもりでしたが、結構いいやいいやで送り込んじゃった形になってたんじゃないかとか、いろいろ考えてしまいました…。
私のかかりつけのお医者さんは「めいっぱい頑張ったんだから、きっと天国でお礼を言ってるよ」って言ってくれますが…やっぱり考えちゃうんだよな~…。
暗い話題になってしまいましたが、介護とか、医療とか、そして人はどう生き、どう死ぬのかとか、いろいろ考えさせられた番組でした。
テレビ東京-カンブリア宮殿 6月20日放送【親を安心して預けられる病院づくり!】