さーいよいよ大詰めになってきました。
ウサギから狸へ……?
なんとでも言うがいい!
一様に険しいお顔。
そりゃあそうだろうなぁ。
クソが阿呆なこと残したまま逝きやがったし。
うむ、公はやはりケタが違うぜ!
そうねー哀しいけどそうねー。
三成はどっか欠けてるよね。
前線というか、子飼いの気持ちがわかんないのよね。
おぉい、それ、一番言っちゃいけないこと!
清正さんの言はもっともだ。
寧々様さすがだなぁ。
三成、やっぱりおまえさんは……。
もうあなたしか頼る方はいないのです、と言ってますね、寧々様。
伊達、毛利、上杉……。
深刻な話なのに、「しらばっくれてコッソリやるのみ」言うぜ、正信www
茶々そう言って煽るのね。
自分が嫌いなだけなのに。
ほら、出た出た距離を詰めて人の心の柔らかい場所に踏み込んいく。
前田さんは野望のありそうな顔してるけど、結構まとめようとしてる人ですね。
一応サルの友人だったからかなぁ?
それ以上にちゃんと時勢が見えてるんでしょうね。
毛利さん、上杉さん血気盛んだね。
上杉さんは凄まじい戦を通り抜けて来た人だから、もっと大局の見える人だったと思うんだけど。
(密かな景勝スキー)
茶々が不信感植え付けちゃったのと、本人が曲げることを知らないからこうなるのよね……。
前田さんがもう既に危ない……。
三成~。
その殿下はもういないのさ~。
あなたはソレの後ろ盾がなければ何も出来ない人なのよ。
さすが利家さんはよくわかってる。
そうそう、いつ滅んでもおかしくない立場だったのに生き残ってきたのだからねぇ。
利家さん……あなたもいなくなってしまうのですね……。
起こるべくして起こってるよね。
さすが忠勝さん。
一発で鎮めてみせた!
暗闇でもわかる人にはわかるよね!!
納得の上なら、まだ決裂の道は避けられたのに。
そんな自負捨てちまえ。
ソレが出来ないからおまえさんはなぁ。
これも公の本心なのに……。
あーあ、自分から差し伸べられた手を振りほどいちゃった。
こういうとき寄り添ってくれる家臣……仲間がいないんだよね、三成。
公にはいくらでもいるけどな!!
もう遙か前から決まっていたと思うけど……いよいよ……心を決められましたね……。
戦が嫌で泣いて海岸まで逃げたあの公が……。